はじめに
冷たい風が吹き始めると、工房の中がいつもより温かく感じます。
それは、オーブンの前でお菓子が焼き上がるたびに広がる、あの甘い香りのせいかもしれません。
オーブンを開けた瞬間の“ふわっ”という時間
バターと砂糖がちょうど良く溶け合い、小麦粉の香ばしさが立ち上がる瞬間。
この“ふわっ”という香りが広がるのは、ほんの数秒です。
毎回その香りを逃すまいと、つい深呼吸してしまいます。
寒い外の空気と、あたたかな焼き立ての香り。
そのコントラストが、この季節ならではのごちそうだと思うんです。
お菓子の香りが教えてくれること
同じレシピでも、気温や湿度で香りが微妙に変わることがあります。
「今日の香り、ちょっとやさしいな」と感じる日は、
きっと私の気持ちも穏やかなんでしょうね。
香りは目に見えないけれど、その日の空気や気持ちまでも包み込んでくれます。
お菓子を焼くたびに、それを感じています。
まとめ
寒い日こそ、焼き立ての香りが心まで温めてくれます。
おうちでも、お店でも、香りの時間を少しだけ意識してみてください。
きっと、お菓子がもっとおいしく感じられますよ🍂

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