手作りとは“時間を味わう”こと ― お菓子作りに込めた想い

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前書き

私たちは毎日、お菓子を焼いています。
同じレシピでも、気温や湿度、材料の状態で微妙に焼き上がりが変わります。
それでも、「今日のいちばん美味しい」を目指して、ひとつひとつ手で仕上げています。


手作業の中に宿る“時間”

機械で作れば、もっと早く、もっとたくさん作れるかもしれません。
けれど、手で混ぜて、生地の感触や香りを感じながら作る時間こそ、
お菓子屋にとっては大切な“味の時間”だと思っています。

少しの温度差、粉の吸い方、バターの柔らかさ。
それを感じ取って微調整できるのが、手作りの強みです。


“できたて”よりも、“記憶に残る味”を

焼きたての香りはもちろん幸せですが、
翌日ふと食べたときに「やっぱり美味しいな」と思ってもらえるお菓子を作りたい。
そんな気持ちで、毎日オーブンに向かっています。


まとめ

手作りとは、味だけでなく時間ごと味わうこと。
作る人の手と、食べる人の心をつなぐもの。
そんなお菓子を、これからも焼き続けていきたいと思います。

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